現場から医療を開始! 

 ショック症状のある方への点滴や心臓が止まってしまった方への薬剤(1種類のみ)の使用など、救急救命士ができる処置は拡大されています。
 しかし、医師とは違いできることは限られており、当然外科的処置などはできません。
 ドクターヘリにはフライトドクターが乗っており、交通事故等の現場にドクターヘリを要請すると、フライトドクターによる処置が現場から始まります。同じように重症の急病の場合も要請し、現場から治療を開始する場合があります。
 つまりドクターヘリは、はやく医療機関に搬送してもらうために要請するのではなく、現場から医療を開始するために要請しているのです。

誰が要請するの?

 ドクターヘリは、119通報を受けた指令センター員や現場に到着した救急隊員が必要と判断したときに要請します。

どのくらいで到着する?

 天候に左右されますが、大曲仙北管内には近いところで5分、遠いところでも20分で到着します。ただし、夜間や悪天候の場合はフライトできません。
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離着陸の安全確保にご協力を!

 ドクターヘリの離着陸の際には、ダウンウオッシュという強い風が発生します。近くで見たいという気持ちはわかりますが、小石やボルトが飛んでしまうような強い風で大変危険ですので、消防隊員の指示に従い十分な距離をとり、物陰に隠れるなどの安全確保にご協力ください。

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協力:朝日航洋株式会社

秋田県ドクターヘリ(基地病院:秋田赤十字病院)

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  • TEL:0187-63-0318