火事と喧嘩は江戸の華といわれた当時、火事ぶれや色 々な災害の時に人々に知らせる手段として、お城の天守閣にある大太鼓が打ち鳴らされました。
これを聞いた町民は、火の見やぐらに吊された太鼓や板木、それにほら貝等を用いて災害を知らせ合ったといわれています。
こうした消防と太鼓の係わりから、当時使われていた古い道具を復活させて演奏するのが、消防太鼓隊です。
消防太鼓隊は、100名の消防職員で結成され、火の守りの意識高揚と無火災を記念して、昭和61年新年のスタートである出初式でデビューしました。
現在は、300名の会員、打ち手70名で構成され、防火・防災のキャンペーンや、地域のいろいろな催し等に参加し活動しています。