現在当広域消防本部には大曲消防署と角館消防署に救助隊が配置されており、広い広域管内を2隊の救助隊でカバーしております。
救助隊は、交通事故や高所からの転落事故、機械に挟まれた人、建物や工作物の倒壊等により脱出不能になった人などを特殊な資器材を活用して救助します。
装備・資機材紹介
クレーン
主に重量物の排除を行う場合に使用します。車両後部に設置してあり、最大2.93tの重量物を持ち上げることができます。
ウィンチ
交通事故現場で救助の際、衝突した車両を引き離す場合等に使用します。最大で5tの牽引能力があります。
油圧救助器具(スプレッター、カッター、ラムシリンダー)
油圧発生装置を用い、交通事故などで、自動車の車内に閉じ込められた人を救助するため、挟まれているところを広げたり、切断して救助を行う資機材です。
マット型エアジャッキ
空気の力で重量物を持ち上げるものです。所有する空気ジャッキでは最大で40tの重量物を持ち上げることが可能です。
ガス溶断機
酸素ガスと溶断棒を使用し金属を切断するものです。
エンジンカッター、チェンソー、ハンマードリル、レシプレソー、鉄筋カッター等
切断、破壊する材質に応じて、適切な資機材を選択し使用します。
救命索発射銃(レステックエアー)
救命索発射銃(レステックエアー)は、圧縮したCO2を動力とし、災害現場の状況に応じてゴム弾又は浮環弾を発射する資機材です。弾頭に索(ロープ)を結び発射することで、離れた場所へ救助ロープを張ることが可能となり、水難事故や山岳救助等において重要な資機材となっています。発射距離は約90mです。
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