全国消防長会消防職員意見発表が5月23日静岡県浜松市で開催され、東北支部代表として 角館消防署の新田理沙消防士が出場しました。

新田消防士は、救急講習で「ひとりで出来るか心配だ」という声を聞き、スマートフォンでいつ でもどこでも心肺蘇生の動画が見られるよう動画共有サイト「YouTube(ユーチューブ)」に 動画を投稿することを考えました。

ただ動画を投稿するのではなく、緊急事態に対応できるよう二つの工夫を取り入れました。

ひとつめは、「すみません。誰か来てください。」と助けを呼ぶ声で検索できるようにしたこと。

ふたつめは、詳しい説明をはぶき、緊急事態に直面した人がまねをするだけで心肺蘇生 ができるような動画を作成すること。

実際に動画を作成し、中学生を対象とした講習会で使用したところ「わかりやすい」という 声をいただいたことを発表しました。

審査員の皆様から、提案を実現し実証まで行っていることを高く評価していただき秋田県 で初めて最優秀賞を受賞しました。

↓↓↓こちらをクリックすると動画を見ることができます
動画リンク画像